ウォーレン・バフェットが保有してる銘柄とバークシャー・ハサウェイについて
ウォーレン・バフェット、投資をする人だれも知っている神のような存在!
今日ウォーレン・バフェットの投資について調べてた情報を共有させていただきます。
バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)は、ウォーレン・バフェットが率いる世界有数の持株会社です。もともとは繊維業の会社でしたが、バフェットの投資によって金融・保険、不動産、エネルギー、小売業など幅広い事業を展開する巨大コングロマリットへと変貌しました。
1. バークシャー・ハサウェイの歴史
(1)創業と繊維業の時代
• 19世紀に繊維会社として設立。
• 1955年、バークシャー・ファイン・スピニングとハサウェイ・マニュファクチャリングが合併し、「バークシャー・ハサウェイ」となる。
• 1960年代、業績悪化で低迷。
(2)ウォーレン・バフェットによる買収(1965年)
• 若き投資家ウォーレン・バフェットが株を買い集め、1965年に経営権を掌握。
• 繊維業は衰退していたため、利益を他の投資に回す方針に変更。
• 保険業(GEICOなど)を軸に、長期的な投資戦略を展開。
(3)コングロマリット化(1970年代~現在)
• 保険業の資金を活用し、鉄道、エネルギー、製造業、小売業など多岐にわたる企業を買収。
• 1980年代以降、コカ・コーラ、アメリカン・エキスプレス、アップルなどの株式を大量に取得。
• 「バフェット流投資(割安な優良企業を長期保有)」の象徴的存在に。
2. 企業構成(主な事業セグメント)
バークシャー・ハサウェイは「子会社の経営」と「上場株式の投資」の2本柱で成り立っています。
(1)完全子会社
• 保険・金融:GEICO(自動車保険)、バークシャー・ハサウェイ・リインシュアランス(再保険)
• 鉄道:BNSF(全米最大級の貨物鉄道)
• エネルギー:バークシャー・ハサウェイ・エナジー(電力・天然ガス)
• 製造業・小売業:ダリー・クイーン(ファストフード)、シーズ・キャンディーズ(菓子)、パイロット・トラベルセンター(ガソリンスタンド)
(2)株式投資(上場企業の持ち株)
バークシャー・ハサウェイの2025年2月時点のポートフォリオは、最新の13Fレポート(2024年12月31日時点)によると、総額約2,671億ドルの資産を管理しており、トップ10銘柄で全体の約89.72%を占めています 。
3.主な保有銘柄
(2025年2月時点、 ブルームバーグにより)
1. Apple (AAPL) – 大量売却しても、約3億株を保有しており、依然として最大の持ち株 。
2. American Express (AXP) – 高い割合を維持 。
3. Bank of America (BAC) – 依然として主要銘柄だが、売却が進んでいる 。
4. Coca-Cola (KO) – 依然として長期保有銘柄 。
5. Chevron (CVX) – エネルギー分野の主要銘柄 。
6. Occidental Petroleum (OXY) – エネルギー分野での比重を高めている 。
7. Visa (V) & Mastercard (MA) – 決済関連銘柄への投資も継続 。
8. Amazon (AMZN) – 一部ポジションを持つ 。
9. Domino’s Pizza (DPZ) – 保有割合を増やしている 。
10. Constellation Brands (STZ) – 最近追加された銘柄 。
4.最近の売却・減少銘柄
• Citigroup (C) – 大幅売却 。
• Nu Holdings (NU) – 減少 。
• Charter Communications (CHTR) – 減少 。
• Bank of America (BAC) – 一部売却 。
バークシャーは依然として低いポートフォリオ回転率(約1%)を維持しており、長期投資を重視したスタイルを継続しています 。
5.経営方針(バフェットの投資哲学)
(1)「長期投資」
• 短期の市場変動に惑わされず、数十年単位で企業価値を見極める。
• 例えば、コカ・コーラ株は1988年に取得して以来、現在も保有。
(2)「優良企業の適正価格での取得」
• 「安いから買う」のではなく、「高い価値があるのに市場で割安な企業」に投資。
• 例:Appleを2016年ごろから購入し、現在では最大の持ち株に。
(3)「シンプルなビジネスモデル」
• 自分が理解できる事業に投資。
• バフェットは暗号資産(仮想通貨)やハイテク新興企業には懐疑的。
(4)「子会社経営の自由度を尊重」
• 買収後も経営陣に大きな裁量を与える「分権型経営」。
• 例:GEICOやBNSFは独立して運営されている。
4. 現状(2025年時点)
(1)業績と時価総額
• 2024年時点で時価総額は約8000億~9000億ドル(世界最大級)。
• 保険事業の利益が安定収益源。
• Apple株の価格変動が業績に大きな影響を与える。
(2)経営陣の世代交代
• バフェット(94歳)とマンガー(2023年死去)の後継者として、グレッグ・アベル(非保険事業担当)が次期CEO候補。
• 投資部門はテッド・ウェシュラーとトッド・コームズが引き継ぐ。
(3)市場との関係
• 2024年には日本の5大商社(伊藤忠、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅)の持ち株比率を引き上げ。
• 世界の市場を見据えた投資が続いている。
まとめ
• 歴史:繊維業から保険を経て、多角化した投資会社に成長。
• 企業構成:完全子会社と上場株式の2本柱。
• 投資哲学:「長期投資」「シンプルなビジネス」「経営の自由度尊重」。
• 現状:アップル株が最大の資産、次世代リーダーへの移行が進行中。
バフェットの引退後も、バークシャー・ハサウェイはその哲学を受け継ぎ、安定した企業経営と投資を続けていくと考えられます。
