10年前の私へ 〜育児沼にどっぷりハマっていた頃〜
今週のお題「10年前の自分」

10年前の私は、長女が1歳になり、「母」という未知の生き物に進化したばかりだった。
育児本を読みあさり、「1歳児の発達」「夜泣き対策」「イヤイヤ期 いつ終わる」などをネットで検索しまくり、同じ悩みを持つママのブログを読んでは「うちだけじゃない…!」と謎の安心感を得ていた。
朝から晩まで娘中心の生活。
親子教室に通い、図書館で絵本の読み聞かせイベントに参加し、公園では知らないママさんと「この子、歩き始めるの早かったんですよ〜」「えっ、すごいですね! うちまだハイハイで…」
なんて、子どもの成長マウント合戦に巻き込まれつつも、せっせと育児に励んでいた。
離乳食は、野菜のペーストを裏ごしして、栄養バランスを考えた手作りメニュー。
SNSで「手作り離乳食の記録」と称してアップするものの、娘は全力で拒否。
「なんで?!栄養満点なのに!」と嘆きながら、結局バナナとパンばかり食べている娘を横目に、冷めたコーヒーをすする日々。
自分のことなんて後回し。
洋服は汚れてもいいTシャツ、化粧は日焼け止めのみ、髪は適当に結んで終了。
「あれ?私、いつからこんなに地味になった?」と鏡を見るたびに思っていた。
でも、娘の笑顔を見ると、「ま、いっか」と全てがどうでもよくなってしまうのが、母の不思議なところ。
10年前の私よ、大丈夫だ。
そのうち子どもは勝手に成長するし、自分の時間も取り戻せる。
今は「自分が消えていく感覚」に不安になっているかもしれないけれど、ちゃんとまた自分を取り戻せる日がくる。
だから、今はその小さな手をぎゅっと握って、一緒に笑って、一緒に寝落ちしてしまう夜を楽しんでほしい。
あの頃の私、よく頑張ってたよ!